小説書きのすすめ(人称)

小説書きのすすめ(人称)

自分の整理も含めてまとめておきます。
小説でよく言われる、「一人称・三人称」について語ります。

簡単な文章からまずは解説しましょう。

作文:私は昨日遠足に行きました。楽しかったです。
 小学生の頃に書いた作文です。日記といってもいいですね。
 作者=私で実際にしたことや感想を書いています。

一人称:私は昨日、遠足に行きました。楽しかったです。
 作文と全く一緒です。では作者=私なのか?
 違いますね、主人公=私なのですが、基本作文と一緒なのです。

三人称:茜は昨日遠足に行きました。楽しそうでした。
 一気に小説っぽくなったと思いますが 言ってることは一緒です。
 ただナレーターが第三者の視点から物語を語っていく。
 これが三人称です。

基本大きな枠で行くと、小説は一人称と三人称で語られます。
それぞれ得意不得意があります。人によっては場面により
切替て書いていく人がいますが基本はどちらかです。
ラノベは一人称が多く、文芸作品は三人称が多いです。

一人称の特徴
①主人公以外の心理を直接描写できない。
 主人公の気持ちや思いは直接描写できるのですが、他人の思いは
 推測とか本人が語らないと表現できない。
 これを補うために時々一人称の対象を切り替える書き手が多いです。

②客観的な描写が難しい
 これは一人称の弊害と言ってもいいでしょう。どうしても主人公の
 心理が入ります。むしろ入らないと一人称にならないのでしょうがないです
 一般的な観点での描写ができないのです。

③主人公がいないところでは話が進まない。
 主人公が不在な状況や寝てるときには夢以外の事は語れません。
 なんたって語る人がいないんだもん…


3人称の特徴
①客観的な描写ができる
 これが三人称の一番の特徴です。キャラがどう思っていようが
 普遍的な状況を表せます。

②すべてのキャラで心理描写ができる。
 心理描写の部分に関しては一人称のように書いても違和感が
 有りません。ぶっちゃけ何でもありです。

③なれないと非常に書きづらい。
 当然読みずらい。なぜか?客観的な描写をしながら主観的な心理描写が
 できるための弊害でもあります。状況は外から見てるのに心理は
 すべてのキャラの内側にいないといけないっていえばいいのかな?
 また、どのキャラがどう思ってるのか?またその掛け合いはどうか?
 その辺をきっちり書かないとだめなので書き手の技量が問われます。

*3人称の派生
 三人称一元視点
  主人公の心理描写はするが、他の人はしない。
  →混合と言える。心理描写の混雑を避けるもの。

 三人称多元視点
  心理描写は何でもあり。

 三人称神視点
  潔く心理描写はしない。


二人称の特徴
そもそも二人称というのは小説の世界にはありません。
なぜか?読者を人称に含めているのを二人称というらしいですが
そもそも読者を小説に入れてはいけません。

大雑把に分類しましたが、おおむねこういう事です。

そんなんわかんないよ!って人は、まず一人称で書いてみてください。
わたしも基本書くときは一人称です。
キャラたちの中で中心となる人物がいるときは一人称が書きやすいです。
慣れるまでは主人公は1人でここに力を注ぐべきなので表現しやすいです。

その後、慣れたら学園恋愛物など書いてみると三人称がしっくりきます。

何はともあれ、小説の上達には書きまくる!が一番です。
(誰ですか!ブーメランって言った人は!)



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